スペルト醤(ひしお) 180ml

   

うまみのかたまり、スペルト醤(ひしお)スペルト小麦粒と大豆を醸造し、旨みを濃縮しました。

濃厚なうま味とほのかな甘みが熟成する過程を楽しめる、育てる調味料です。

食材の下味はもちろん、塩の代わりに。

風味を引き立てたい時には、仕上げにほんの数滴。

使い方次第で、旨みを付け足す力も秘めています。

愛知県三河地方で数社のみが醸造する「白しょうゆ」の製法を土台に、小麦と大豆をつかって醸造しました。

製造日からの開封前賞味期間 :540日 商品タグ:しょうゆ「スペルト醤(ひしお)」〜時代と文化の融合と超越 スペルト小麦と日本の醸造技術が邂逅し、誕生した旨みの極み スペルト小麦で醤油をつくる? 2018年の6月に、突然、七福醸造さんから問い合わせがありました。

商品名がわからないのですが・・・ 今、試作に使っている古代小麦 2種 それぞれ10KGの見積もりが欲しいのです。

プレマシャンティで「古代小麦」と呼ばれるものは、スペルトとカムット(ホラーサン あるいは コラーサンともいう)の2種ですが、弊社 沢山のアイテムをご紹介している兼ね合いもあって、面白いくらい種々様々なお問い合わせが舞い込みます。

またお取引先やお付き合いのある方を経由して、全く面識のない方からも、ご相談を頂く機会も少なくありません。

今思えば、これが私、プレマシャンティ開発チーム 横山が「スペルト醤(ひしお)」に巻き込まれた瞬間だったのでしょうが・・・。

三河地方で醸造をされる日東醸造さんとはご縁が深いプレマシャンティですが、七福醸造さんとは全くと云ってもよいほどご縁がありませんでしたので、ご連絡を頂いた理由も読めず、弊社がご紹介している古代小麦を試作に使っておられることにも、首を傾げるばかりでした。

七福醸造、「古代小麦」と出会う 愛知県碧南市に在する七福醸造さんは、日本でも三河と呼ばれる地区だけで製造されている「白醤油」の醸造元です。

ひとくちに醤油といっても、JAS法に定められている規格に沿うと、「濃口」、「淡口」、「たまり」、「再仕込み」、「白」の5種があり、全生産量に占める「白醤油」の割合は1%足らずでしかありませんし、醸造元も数えるほど。

日本の生産量の8割を占める濃口や、関西圏では欠かせない淡口醤油とも違い、主になる原材料が「小麦」、それもほぼ9割近く、で、色目も琥珀色という、普段多くの日本人が親しんできた「醤油」からは想像がつきにくい調味料が「白醤油」です。

味噌であろうと醤油であろうと、醸造元はどこも、地域性を生かしつつ、個々の味を追求しながらも新しい試みを続けています。

七福醸造さんもまた、「白だし」の開発をはじめ、有機JAS認証を得た小麦と大豆を使った「有機白醤油」を醸造・販売されるなど、新しい挑戦をつづけておられます。

この七福醸造さんを「古代小麦」と引き合わせたのが、ベジタリアン料理研究家のericoさん。

ご自身の嗜好と身体にあうと「古代小麦」、とりわけスペルト小麦を溺愛され、粒や粉をつかった数多くのレシピをご提案されています。

探求心旺盛で機動性も高い方なので、あちらこちらでスペルト小麦のお話をされるだけでなく、原材料としての国内で栽培しているひとたちがいると知ると、北海道まで飛んでいってしまうほど。

これまでにもうどんやパンの作り手や、シェフや料理家たちがericoさんのスペルト愛に感化されてきました。

ericoさんとプレマシャンティの関係が深くなったのも、きっかけは「スペルト」と「カムット」の小麦粒だったことを考え合わせると、プレマシャンティ・ericoさん・七福醸造さんのご縁は、「『古代小麦』が繋いだ」のかもしれません。

ericoさんプロフィール ベジタリアン料理家。

一般社団法人Neoベジタリアン代表。

マクロビオティック望診法指導士プロフェッショナル(山村慎一郎 名古屋山村塾)、Neoベジタリアン料理・指導者養成コース主宰。

1970年生まれ。

京都在住。

美大卒業後、タイルモザイクアーチストとして活動。

京都にて2軒のカフェの立ち上げ&マネージメントを経て、現在に至る。

重度のアトピーだった息子と暮らす経験と、「完全菜食」の実践経験を生かし、時代に沿った「プラントベース(穀菜食)」の料理&スイーツを伝えている。

スペルト醤(ひしお)が醸す味わい 私ならスペルト醤(ひしお)を次のように説明します。

熟成と味の変化が楽しめ、今までと違った味わいをもったスペルト小麦・大豆・塩の醸造品 醤油と呼ぶのは残念。

旨みの調味料というとなお違う。

「だし」が入っているわけではないから、濃縮調味だしでもないし、調味料というのもなんとなくしっくりこない。

かといって飲料でもないので・・・さて、どこに分類しようか? 出来たはいいけれど、説明して分類するには、とっても頭が痛くなるというのが、こういうアイテムです。

ericoさん曰く、「植物性の材料だけでつくったナンプラー」 確かに、塩味の濃さやまったりと濃厚にまとわりつく旨みが、どこかナンプラーにも似ています。

使うなら数滴という点も、とってもよく似ているような。

ただ個人的には、仕上げに使うと「いるよ!」と主張するのに、調理の最初にほんの少量加えると、癖のある風味がどこかに消えるだけでなく、食材の、特にぼやっとしがちな水分の多い夏のお野菜などの、味わいを引き締め・底上げし・調和するあたりは、ナンプラーではない体験だと感じたのも事実です 記憶にある味をたどっていくのも、一興。

全く未知のものとして、使い方をたどってみるのもまた一興。

  • 商品価格:3,618円
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